2014年7月1日火曜日

空港での手順とサインを学ぶ絵本


洋書絵本:Yoko Finds Her Way
著者&イラストレーター:Rosemary Wells

図書館の児童書の新刊コーナーで、表紙の“YOKO”という大きな文字を見て、あれ?と手に取りました。1ページに2-3行ずつの文章、全23ページ。トラ猫のYokoとYokoのお母さんの元に、郵便で、日本への航空券が届き、"明日、日本へ飛行機で行きますよ!“ということから始まり、スーツケースに荷物をつめ、翌日、車で、空港へと向かうのですが、Yokoとお母さん猫の出国の手順を辿りながら、飛行機による旅の手順と、道筋の空港への標識、空港到着後の各航空会社ごとに表示されたウィング、駐車場のサイン、カートのサイン、電車のサイン、通関の荷物検査のサイン、持ち込み禁止物のサイン、など、空港に関するサインが、学べるようになっています。そして、途中、一人で、トイレに行ったYokoが、出口を間違ってしまったことで、万が一、一人で迷ってしまった場合には、どこに助けを求めに行ったらいいのかということも、サインと共に、学べるようになっています。各ページは、メインの絵の部分と、サインだけが取り出された部分、文章の部分で構成されているので、大切なサインが、一目でわかるように工夫されています。
お母さん猫が、着物をきていたり、手荷物検査の時には、靴を脱ぐということが、お母さん猫の場合には、足袋と草履だったりと、名前だけ、たまたま、Yokoという日本の女の子の名前というのではなく、日本の女の子猫Yokoが、主人公になっています。あずきアイスまででてきて、著者兼イラストレーターは、日系アメリカ人なのかな?と思って、ウェブサイトを検索してみたのですが、日系ではなさそうな。表紙は和紙からのコピーのようです。



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