2015年3月10日火曜日

児童書ピノキオ&映画DVD Geppetto


Classic Starts Pinocchio Retold from the Carlo Collodi original by Tania Zamorsky
Sterling Children’s Books ISBN: 978-1-4027-4581-2

DVD Disney Presents Geppetto ISBN: 0-7888-9457-9

ピノキオというと、まず、デズニーのアニメ映画ピノキオが、浮かんでくるせいか、書籍で読むピノキオは、絵本なのかな?と思っていたのですが、現代の高学年児童が読みやすいように書き直されたClassic Startsで読むピノキオは、挿絵は、ちょっとという感じの、全143ページの読み物でした。Carlo Collodi著の原書の題名は、The Adventure of Pinocchioということですが、木製のあやつり人形から生まれたピノキオが、ピノキオを製作し、ピノキオのお父さんとなったGeppettoや、ピノキオが、人間の子供になれるように助ける青い妖精Blue Fairyの、教えに従わず、あれこれと、わき道にそれてしまいながら、お父さんGeppettoの救出に向かう旅の後、大切なことを学び、本物の人間の子供になれる物語で、ピノキオの成長に主眼があてられています。

そして、DVD Disney Presents Geppettoですが、こちらの映画は、一人住まいで、自分の子供を持たず、子供が欲しい、おもちゃ職人のGeppettoが、望みが叶い、ピノキオというという子供を授かった後、自分の思い通りにいかない、やんちゃなピノキオに手を焼き、ピノキオの言うことに耳をかさず、自分の思い込みだけで、ピノキオに失望したりするなか、ピノキオを他人の手に失い、ピノキオを取り返しに行く旅に出掛けることで、なにものにもかえがたい程、ピノキオを愛しているということに目覚め、本物の父親になるという、Geppettoの父親としての成長に主眼があてられています。

ピノキオの成長、お父さんの成熟と違いはありますが、どちらも、一時期、離ればなれになってしまった、ピノキオとお父さんが、再会を果たし、強い絆で結ばれるハッピーエンデイングです。


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