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2011年12月26日月曜日

クリスマスメモリー

皆さんの、クリスマスは、いかがでしたでしょうか? 素敵なクリスマスを、過ごされましたか?
オーストリア人のお友達が、素敵な子供の頃のクリスマスの思い出を話してくれました。アメリカでの、クリスマスと、また、違う、彼女のオーストリアでのクリスマスは、天使が運んできてくれたものなんだそうです。クリスマスイブの晩に、”あなた達がいると、天使が家に来れないと言っているから、近くに遊びに行きなさい”と、お母さんに言われ、しばらく遊んでいると、お母さんが、小さな天使の鐘をならして(angel bellと呼ばれる、小さなbellがあります)”天使が来ましたよ”と、呼びにきて、家に帰ると、クリスマスツリーに、飾りがつけられていて、クリスマスの準備が出来上がっていたのだそうです。クリスマスツリーのオーナメントも、りんごとか、ナッツとか、お菓子というもので、クリスマスが終わると、兄弟の間で、この枝は、お兄さん、この枝は、私というように、分け合って、楽しんだということです。

皆さんにも、今年のクリスマスには、素敵なChristmas magicが、起こりましたように。

洋書 Charles Dickens の A Christmas Carol and Other Christmas Writings(Penguin Classics, 2010)に収録されている、Christmas Festivitiesよりの抜粋です。
Dwell not upon the past-
Reflect upon your present blessings-of which every man has many-not on your past misfortunes, of which all men have some. Fill your glass again, with a merry face and a contented heart. Our life on it but your Christmas shall be merry, and your new year a happy one.

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2011年12月18日日曜日

洋書クリスマス:Christmas Giving and Christmas Living


洋書:The First Christmas Tree and Other Stories
著者:Henry Van Dyke
出版社:Paraclete Press, 英語
ジャンル:Literature&Fiction, Short Stories

12月8日にご紹介した、The First Christmas Tree and Other Storiesから、今日は、Christmas Giving and Christmas Livingを選んでみました。こちらも、物語ではなく、1890年代に、聖職者である著者Henry Van Dykeが、教会で、クリスマスのためにしたお話です。

まず、Henry Van Dykeは、プレゼントの交換は、場合によって、よいことにもなるし、愚かなことにもなると述べています。
たとえば、プレゼントが、友情の発展を願ってのものであったり、もしくは、ただ、形式にしたがっただけのものであったり。
人柄の良さの表れであったり、好意を期待してのものであったり。
寛大さからでたものであったり、本当は、欲の深さからでたものであったり。
喜こばしい昔からの慣習であったり、無意味な古い愚かさであったり。

そして、クリスマスの時期のプレゼント交換について、キリストの、他人の幸せを無心に願った人生を、例としなければいけないと述べています。

The great gift of Jesus to the world was himself.
キリストからこの世界に贈られたすばらしいギフトは、彼そのものだった。

ここで、Henry Van Dykeは、キリストが、結婚式のために用意したワインには、最大限の歓待の気持ちが表わされ、空腹の人々のために用意した食べ物には、彼らを心配する気持ちが表わされていたという、キリストにまつわる逸話を紹介します。

Jesus was willing to give something of himself, his thought, his sympathy, his vital power, to the men and women among whom he lived.

In fact, he gave something of himself in every gift.

そして、Christmas-givingは、大げさなことではなく、たいていは、ちょっとした、欲求を満たしてあげたり、幸せな気持ちにしてあげたり、友情を示したりということだけれども、他の人を思う気持ちが、記念に残る品物以上のものでなければ、そのギフトは、クリスマスには、ふさわしくない、と、述べています。

The finest Christmas gift is not the one that costs the most money, but the one that carries the most love.

そして、クリスマスの精神で生活することが、一番のクリスマスプレゼントになると述べていますが、自分とは、あまり近しくない人のためには、明るい挨拶と礼儀正しさとおもいやりを。
自分と近しい人のためには、いたみを分かち合う心と心からのお祝いと誠実な激励を。
自分と最も近しい人のためには、親愛と援助と優しさを。

Beautiful friendship, tried by sun and wind, durable from the daily dust of life.

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2011年12月8日木曜日

洋書クリスマス:The First Christmas Tree and Other Stories


洋書:The First Christmas Tree and Other Stories
著者:Henry Van Dyke
出版社:Paraclete Press, 英語
ジャンル:Literature&Fiction, Short Stories

日本でも、師走に入り、大掃除や新年の準備で、皆さん、お忙しいことと、存じます。
アメリカでも、クリスマスのためのお買い物や、パーテイ―、たくさんの方が休暇を取るなどで、とてもあわただしく感じる時期で、時として、ストレスが、激しい時期でもありますが、こちらの本の序を読んだ時、そうだ、Merry Christmasの、本来の意味を、お祝いすることが、クリスマスなんだ、と、思いました。クリスマスまで、忙しい、忙しい、と、思ってしまいそうな時に、何度でも、読み返したい、文章です。

Henry Van Dyke(1852-1933)は、10月14日にご紹介した、The Greatest Gift: The Stories of the Other Wise Manと同じ著者ですが、元、キリスト教の聖職者で、こちらに含まれている三篇の短編、The First Christmas Tree, The Christmas Angel, Christmas Giving and Christmas Livingは、1890年代に、著者の勤めた教会で、読まれたもので、現在に至るまで、クリスマスストリーとして親しまれているものです。キリスト教の知識がないと、わかりにくいかなとも思うのですが、Introduction(序)の部分は、キリスト教という枠を超えて、お勧めです。クリスマスの日に、アメリカの教会で、牧師さんから、お話を聞いていると、想像してみて下さい。

まず、Henry Van Dykeは、皆で、仕事の手を休め、一緒に、楽しく、クリスマスをお祝いすることは、よいことだけれども、それ以上に、クリスマスを、継続することが大切なんだ、と、述べています。そして、私達へ問いかけます。
人のためにしてあげたことを忘れて、人が、自分のためにしてくれたことに、思いをよせることができますか?
世の中が、自分のために何かしてくれるべきだということではなく、自分が、世のために、何をすべきかということを考えることができますか?
自分の権利を後ろに回して、自分の義務を真ん中に位置づけ、自分の義務以上にできそうだということを、一番にすることができますか?
自分の周りにいる人達は、自分と同じように、生身の人間であり、その人たちの顔の後ろに隠れている、喜びを求める心を、知ろうとすることはできますか?
自分がこの世に存在するおそらくたった一つの理由は、人生から何を得ることができるかということではなく、自分が、何を人生に与えることができるかということだということを、認めることができますか?
この広い宇宙の法則に文句をつけるのではなく、自分が、どこに、幸せの種をまくことができるかと、見回すことはできますか?
そして、こういったことを、一日でも、実行してみようと思いますか?
Then, you can keep Christmas.

小さな子供に合わせて背をかがめ、必要なものや欲しがっているものを考えてあげることができますか?
だんだん年老いていく人々の弱さや孤独を、心にとめることが、できますか?
自分の友達に、どのくらい、自分のことを思っていてくれているかということを、尋ねるのを止めて、自分自身に、友達のことを、十分に、思ってあげているだろうか?と、問うことは、できますか?
他の人が我慢していることを、自分も、一緒に、我慢してあげることができますか?
自分と一緒の家で生活している人が、本当に欲しいと思っていることを、自分に伝える前に、理解してあげようとすることが、できますか?
自分のよくない考えは闇に葬って、親切な気持ちでいっぱいの、扉の開いた、花園を作ることは、できますか?
そして、こういったことを、一日でも、実行することが、できますか?
Then, you can keep Christmas.

あなたは、愛が、この世で、一番強いものだということを、信じることが、できますか?
愛は、憎しみよりも、強く、悪魔よりも、強く、死よりも、強いということを、信じることが、できますか?
そして、二千年前に、ベツレヘムで始まった、祝福された命は、永遠の愛のイメージと輝きであるということを、信じることができますか?
Then, you can keep Christmas.

And, if you keep it for a day, why not always?

But, you can never keep it alone.

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2011年10月14日金曜日

洋書絵本:The Greatest Gift: The Story of the Other Wise Man



洋書絵本クリスマス:The Greatest Gift: The Story of the Other Wise Man
著者名: Susan Summers
挿絵:Jackie Morris
出版社: Barefoot Books, 英語
ジャンル:Children’s Books, Holidays, Christmas

私は、まず、Henry Van Dyke の、The Story of the Other Wise Man を読んで、こちらの本を元に、Susan Summersが、子供のために書き下ろした、The Fourth Wise Man Based on the Story by Henry Van Dyke、Retold by Susan Summers (以下の本です)

を、読んだのですが、また、新しい版が、出るようですね。
こちらのクリスマスの本は、キリスト教で伝えられている、イエスキリストの誕生時に、贈り物を届けたと言われている、三人の賢者以外に、実は、もう一人、一緒に行くはずだった賢者がいたんだ、と、いう、フィクションです。
その、四人目の賢者、Artabanは、サファイアとルビーと真珠を贈り物として、届けようと、他の賢者三人との待ち合わせ場所に向かう途中に、道端で倒れている老人を助けたために、出発に遅れをとってしまいます。そのため、引き返し、サファイアを売り、再出発の準備を整え、再度、出発するのですが、今度は、母と子供を、兵士の暴力から守るために、ルビーを、兵士に与えます。その後、イエスキリストの家族がどこにいるのか見当がつかなくなってしまったため、アドバイスを請うために訪ねたユダヤ教の聖職者から、イエスキリストを探しているのなら、貧しい者、身分が低い者、恵まれない者、病気に苦しむ者の中を探すことだと言われ、飢えている人々などを助けながら、イエスキリストを探し続けますが、見つけることが出来ません。その後、33年が過ぎ、イエスキリストが、十字架にかけられる途中というところに出くわし、もしや、最後に残っている真珠を、ローマの役人に差し出せば、イエスキリストを助けられるかもしれないと思うのですが、今度は、借金のために奴隷として売られる寸前の女性を助けるために、真珠を女性にあげてしまいます。
そして、イエスキリストが十字架にかけられてしまった後、天と地が揺れだし、重たいタイルがArtabanの頭を直撃してしまい、瀕死の瀬戸際に立つのですが、遠いところから、“安らかに、Artaban。飢えに苦しんでいたり、困っている私の子供達を助けてくれたのは、私にしてくれたのと、同じことなんだ。”と、言う声が聞こえてきます。
そして、Artabanは、光と安堵を浮かべながら、最期を迎え、Artabanのイエスキリストを探す旅は、終わります。

あとがきに、こちらの本では、Artabanが、キリスト教の教えを実際に実践したことが、大切なポイントとなっているとありますが、最後のメッセージは、聖書のマタイ伝(Matthew 25:35)の、イエスキリストの言葉、
Whatever you did for one of the least of these brothers of mine, you did for me.
が、元になっています。
キリスト教の知識がないと、ちょっと、わかりにくいお話かもしれませんが、サンタクロースとは、違った、クリスマスの本当のお祝いの意味が伝わる一冊です。

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2011年10月8日土曜日

洋書フェルト手芸:Fa la la la Felt


洋書おすすめ:Fa la la la Felt
著者名: Amanda Carestio
出版社:Lark Books, 英語
ジャンル:Crafts & Hobbies, Needlecrafts, Holidays

表紙の写真を見た時、日本の手芸書かな、と、思いましたが、アメリカやヨーロッパなどのデザイナー数名による、クリスマスのための、フェルト手芸、45点の作品が集められた本でした。

作品の作り方は、図解なしで、文章だけで、説明されているのですが、cmでの表示もついていますし、ブランケットステッチやチェーンステッチなどの、基本的な、刺繍のステッチが出来れば、写真のような手芸作品が問題なくできそうな、シンプルで、かわいい、ハンドメイドのフェルト手芸です。
デザインは、やっぱり、日本人のかわいいを思わせるもので、クリスマスの木のオーナメント(ロシアのマトリョーシカ人形、猫やウサギのポートレイト、小鳥、ジンジャーブレッドハウス、ガラスのオーナメント、フクロウ、など)、表紙の写真のような、クリスマスの木を模ったもの、リース、キャンデーや小鳥のゲーランド、ギフト用のタグ、丸型、とんがり型、Jesterがはく様な先っぽと、いくつか型の違うクリスマスストッキング(花のモチーフや、ペーズリー柄、葉っぱのモチーフ、スウェーデン風デザインなどと、ペット用のデザイン)が、含まれています。

後ろのページには、拡大コピーを使って写し取る、図案つきです。

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2011年9月25日日曜日

洋書クリスマス:O. Henry短編集 The Gift of The Magi



洋書おすすめ:The Gift of The Magi
著者名:O. Henry
1906年出版、英語
ジャンル:Literature & Fiction, Short Stories

明日はクリスマスだというのに、1ドル87セントしかない、という、若く、貧しい妻の言葉から始まる、クリスマスにちなんだO. Henryの代表的な短編です。
妻は、夫へのクリスマスプレゼントを買うために、自身の美しい髪を売り、皮製のストラップを用いている、夫のおじいさんの代から引き継がれている特別な懐中時計のために、プラチナの懐中時計用のチェーンを購入し、夫は、妻にクリスマスプレゼントを買うために、懐中時計を売り、妻が以前からあこがれていた、天然の貝と宝石で飾られた、一対の髪飾りを購入した、と、いうお話です。若い夫婦は、お互いのプレゼントを差し出した時に、それぞれのプレゼントの対象がなくなってしまったことがわかるわけですが、最後に、著者は、キリスト教で語り継がれている、キリストの誕生時にプレゼントを運んできた、三人の賢者と、こちらの若い夫婦を比較し、お互いを思い、自分の一番大切なものを犠牲にしてクリスマスプレゼントを用意し、また、プレゼントを受け取ったこの若い夫婦が、どこにおいても、一番の賢者であると、閉めくくっています。

私が読んだO. Henry の短編集は、The Best Short Stories of O.Henry というもので、こちらに添付したアマゾンのものとは、ちがっているのですが、上記の短編集には、確実に, The Gift of The Magi が含まれているということで、おすすめといたしました。

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2011年9月21日水曜日

洋書クリスマス:Yes, Virginia, There Is a Santa Claus


洋書おすすめ:Yes, Virginia, There Is a Santa Claus: The Classic Edition
著者名:Francis P. Church
挿絵:Joel Spector
出版社:Running Press Kids; illustrated edition, 英語
ジャンル:Children’s Books , Juvenile Non-Fiction, Holidays, Christmas

本の内容:
本当にあったお話です。
1897年に、”サンタクロースは、本当にいるんですか?“という質問を、New York Sun に出した、八歳の女の子、Virginia O’Hanlon の手紙と、1897年9月21日付けのNew York Sun に掲載された、編集者である、Francis P. Church による、Virginia への返答文により、構成された、今日においても、本当のクリスマスの意味を伝える文章として親しまれている、Holiday Classic です。

“この膨大な宇宙において、果てしない世界に比べたら、子供も大人も、真実や知識においては、ありのように小さなもの。Yes, Virginia, there is a Santa Claus. この世の中で、最も本当といえるものは、子供も大人も見ることができないもので、誰もサンタクロースをみることができないということが、サンタクロースはいないということにはならないんだ。愛や寛容さや献身と同じように、サンタクロースは、確かに、存在していて、これからも、永遠に生き続け、子供の心に、喜びを与えつづける。”

こちらの本の挿絵は、有名なイラストレーターである、Joel Spector のパステル画であるのも魅力の一つで、絵本としても楽しめる一冊ですが、子供のためだけではなく、Francis P. Church の文章は、大人の心にも、響くものがあり、大人のための絵本とも言える一冊です。

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2011年9月3日土曜日

洋書クリスマス:Kitschmasland!


洋書おすすめ:Kitschmasland! Christmas Décor from the 1950s to the 1970s Second Edition
著者名:Travis Smith
出版社:Schiffer Publishing, 英語
ジャンル:家庭書、アンティーク、コレクタブル

本の内容:
1950年代から1970年代にかけて、高級品というものではなく、手頃な値段で販売され、一般的な家庭で、クリスマスの飾りとして用いられていた、クリスマスの木のオーナメント、サンタの人形、蝋燭たて、食器類、などのコレクションを、主に、写真と取引されている一般的な価格によって、紹介している一冊です。
日本人の方に、おもしろいのではないかな、と思う点は、1950年代から1960年代にかけては、日本から、アメリカ向けに、安いクリスマス商品が輸出されていたので、こちらの本をみることで、ビンテージの日本製アメリカ輸出向けクリスマス用品をみることができます。

こちらの本に含まれているものではないのですが、私個人として、ビンテージの日本製のクリスマス用品が大好きで、いくつか持っているので、ご参考までに、以下の写真でご紹介します。どことなく、日本製ということが、わかりませんか?

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