2014年12月28日日曜日
バレエ史に残るロミオとジュリエット
先日鑑賞した、吉田都さん主演のロイヤルバレエ団によるOndineの解説書に、“Frederick Ashtonが、バレリーナであるMargot Fonteynのために創作した”との記載があって、わざわざ、振付師が、新しいバレエを創作するほどのバレリーナなんて、すごい!と、興味が沸いたものですから、The Royal Ballet with Rudolf Nureyev and Margot Fonteyn in Romeo and JulietのDVDを鑑賞してみました。1966年の公演の録画でしょうか。最近のライブの公演の録画と違い、観客もオーケストラも映らず、3幕のそれぞれの最初に、字幕による、筋の要約が表示され、バレエの演技が始まるというように、DVD鑑賞用に編集されているので、物語を知らずに観ても、筋が追えるようになっています。舞台芸術は、美術部の絵画を思わせる、昔は、舞台ってこんな感じだったんだなと思わせるもので、最近のハイテクっぽい舞台との比較にもなりました。Margot Fonteynは、歴史に名を残すといわれているほどのバレリーナーとのことですが、初めて観て、もう、最初に出てきた時から、きれい!という印象を与えるほどでした。Rudolf Nureyevとのペアーとしても、他の作品も含めて活躍されたとのことですが、こちらのRomeo and Julietが有名なようですね。物語は、シェイクスピアの作品として、知っていましたが、お芝居も映画もバレエも観たことがなかったので、初めての映像で楽しむRomeo and Julietとなりました。
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