2012年2月11日土曜日

Loveland市立美術館の視覚効果

アメリカのコロラド州Loveland市内にある、市立美術館の歴史を展示する部屋では、昔のお店が復元されていたりで、実際に、当時の様子を垣間見ることでできて、すごく楽しかったのですが、他にも、展示をデザインした方の視覚効果が、すばらしいなと思いました。今日は、そんな展示のご紹介です。
まず、こちらは、英単語で、farrier という、馬のひずめを作って、馬にひずめを履かせる職業の方の stable馬の世話をしている場所の様子を復元した展示です。狭いスペースに、ひずめを作るための電気の炎がちらちらしている火元とカートの実物が、置かれていたのですが、絵の効果で、ずっと、奥まで続いているように見えませんか?
こちらは、刑務所を復元したものですが、囚人の姿がちょっと見えたので、あれ?と思って、中をのぞいてしまいました。中では、囚人が座っていて、食事のお皿がありました。
刑務所の外壁にはってある、サーカスの広告です。1852年発足のサーカス団で、34周年記念の公演の文字が印刷されています。
こちらは、1900年代最初の頃のホテルのロビーを復元した部屋です。ロビーは、小さくて、シンプルでしたが、ロビーの外側で、馬車でしょうか?を待っているマネキン人形が置かれていて、またまた、狭い廊下ぐらいのスペースなのですが、描かれている風景の効果で、ガラス窓を通してのぞくと、向こう側に、町が広がっているように見えました。
同じく、ロビーの外側に置かれている、二人乗りの自転車です。後ろに見えている木も、絵なんですよ。今だったら、二人乗りの自転車というと、前と後ろに座るようになっていますが、こちらは、二人が平行して座るようになっていました。

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