2015年1月24日土曜日

キングジェームス1世と聖書


Holy Bible King James Version

シェイクスピアの作品に再挑戦することで、大きなおまけの収穫となったのが、聖書のKing James Bibleについての知識です。シェイクスピアの作品からの引用が、英語を母国語とする人達の共通の言葉になっていて、普段の会話で、何気なく用いられているように、ほとんどキリスト教徒というアメリカで生活していると、聖書からの知識や名前などが、誰でも知っていることとして会話にのぼることがあり、聖書に馴染みがないと、?、となってしまうことがたびたびあります。King JamesのBibleは、分かりにくいという話をよく聞いていたのですが、今回、シェイクスピアの歴史を知ることで、調度、King James I of Englandが、シェイクスピアと時代を共にし、ピューリタンからの指摘を受け、1604年にChurch of Englandに属する47名の学者に、新たな英語訳の聖書の編纂を命じ、1611年に完成したということを知り、シェイクスピアの頃の英語で書かれているから、分かりにくいんだということが分かりました。シェイクスピア属する劇団は、King James I of Englandの保護を受け、The King’s Menと呼ばれるなど、シェイクスピアゆかりの王なのですね。
シェイクピアに劣らず、King James I of Englandも、現在まで及ぶ、聖書というか、書籍というか、の歴史に、大きな貢献を残しましたね。


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