2015年1月3日土曜日

ロミオとジュリエットのお芝居用原作


シェイクスピアのロミオとジュリエットの原作のご紹介です。なかなか、手をつけにくかったシェイクスピアに、児童書から、再び、再挑戦して、思いがけず、すんなりと、シェイクスピアに関する書籍に、どんどん、目を通すことができて、おまけに、すごく、おもしろいと、興味が、ひろがりつつあるのですが、書籍の紹介文や、シェイクスピアの研究家の方々のインタビューのDVDを鑑賞すると、シェイクスピアの作品の魅力は、言葉の魅力ということが、繰り返し語られているので、やっぱり、シェイクスピアの原作も、目を通さなければなのかなと思い、ロミオとジュリエットの原作に目を通しました。ロミオとジュリエットの現代語訳の物語形式の本にも、何冊か目をとおしましたが、原作は、舞台のお芝居のせりふでの進行になっているので、ずいぶん、感じが違います。言葉が、分かりにくいといえば、分かりにくいのですが、映画を先に観ているので、いきなり、原作を読むよりは、ずっと、筋の進行がわかりやすいです。そして、馴染みのない英語なのですが、私でも、それぞれの登場人物のせりふの勢いにワアッーと、一緒になって運ばれていくくらい、言葉に熱と勢いがあります。まだ、初めて一冊読んだぐらいですけど、シェイクスピアがすごいって、これだったんだとか、世界がすごく広がったように感じました。
こちらの本は、著名な文学作品の評論家であったWilliam Hazlitt(1778-1830)によるIntroductionが、本文の前につけられ、本文の後に、注釈(Notes)と、短い辞書のような単語のリスト(Glossary)が、つけられていて、英文学専攻の教科書としても使えそうな作りになっています。



以下のランキングに参加しています。よろしかったら、クリックをお願いいたします。
にほんブログ村 本ブログ 洋書へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ