2015年1月13日火曜日
Shakespeare Made Easy Macbeth
Shakespeare Made Easy Macbeth: Modern English Version Side-by-Side with Full Original Text、Barrons Educational Series Inc., 1985
シェイクスピアを勉強してみたいという方にお勧めのShakespeare Made Easyシリーズです。Macbethに目を通してみたのですが、私の、シェイクスピアに再挑戦に、ピッタリでした。シェイクスピアの時代の詩的なドラマの言語が、分かりにくく、学校で、シェイクスピアを勉強した時に、つまずいてしまった人のためにということで、1ページずつ、シェイクスピアの元となったせりふと現代語訳が、並列して、進んでいくようになっています。両方をいったりきたりしながら読むのではなくて、まず、現代語訳だけを、通して読み、筋や登場人物を把握してみる、もしくは、原文だけを通して読んでみたり、原文を読みながら、分からないところを現代語訳でチェックするなど、自分に合った方法で利用するようにとのことなのですが、原文が左のページ、それとあった現代語訳が右のページというように配列されているので、とても、分かりやすいです。そして、Macbethの本文の前に、シェイクスピアの経歴とMacbethの作品紹介があり、本文の後に、Activitiesとして、登場人物などについての質問とテストの例題があり、読解の勉強に利用できます。一度、本文に目を通した後、Activitiesに出ている質問に従いながら、もう一度本文をたどっていくと、登場人物の心理の変化などを、深く掘り下げていくことができるなど、ただ、本文を読むということに比べ、ずっと深く、文章を読むことができました。
Shakespeare Made Easyには、他に、Julius Caesar, Romeo and Juliet, King Lear, Twelfth Night, The Tempest, A Midsummer Night’s Dream, Hamlet, Henry IV, Part One, The Merchant of Veniceがあります。
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