2012年4月10日火曜日

休暇のお知らせ

今年は、春の訪れが早かったようで、家の裏庭のチューリップの花が、咲き出しています。

*****休暇のお知らせ*****
日本一時帰国のため、こちらのブログをしばらくお休みさせていただきます。
6月上旬から、再開させていただきますので、その時は、また、よろしくお願い申し上げます。
皆様も、素敵な春の季節を楽しまれますように。

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2012年4月5日木曜日

洋書John Newberry Medal 受賞作:The 21 Balloons


アメリカ人のお友達が子供の頃好きだった本ということで、紹介されて以来、何度も何度も読んでいる、The 21 Balloonsです。小さい頃家にあった、岩波少年少女世界文学全集にも、入っていたような気もするのですが、日本の皆さんも、子供の頃、読まれたことがおありですか?
主人公のSherman博士が、とにかく愉快で、いつも、グツグツ笑ってしまうのですが、何度も読んでいても、読むたびに、思いがけないお話を聞いたような気持ちになります。そして、大人になったからこそ、読みながら、ちょっと立ち止まって考えるような、wisdom wordsがたくさんです。物語は、主人公のSherman博士が、太平洋横断を試みて、Krakatoaという、人知れぬダイヤモンド鉱山がある小さな島にたどり着き、その島で暮らす、大金持ちの20家族に出会うというものです。ある時は、ダイヤモンドのお話で、物や欲しいという気持ちについて考えさせられたり、島で暮らす20家族全員がレストランを経営しているけれど、同業ということで、ビジネスの競争をするのではなく、皆で、今日は、こちらのレストラン、明日はあちらのレストランというように、順繰りに利用して、楽しんでいるから、皆がレストランを経営していても、成り立っているんだというお話で、ビジネス、共存、社会というようなことを考えさせられたりと、読むたびごとに、改めて考えることがあるのですが、今回は、物語の一番の書き出しの、旅には、二つの種類があるという部分が、今の私に、ぴったりのお話になりました。たいていの旅は、最短距離をできるだけ速く旅行するというもの。そして、もう一つの種類の旅は、どこに行くかとか、どれくらい時間がかかるかか、たどり着くかつかないかということには、それほどこだわらないような旅。2番目の旅の方が、まわりの世界で、どんなことが起こっているかとか、自然がどのように移り変わっていっているのかということを知ることができて、ずっと素敵な旅が楽しめるんだということです。私も、日本一時帰国を楽しみたいということで、出掛けたいところや交通機関などを調べたりしていているところなのですが、ここに出掛けようというお出かけばかりではなくて、ひょっこり電車に乗って、ここで降りてみようかなとか、そんなことをしながら、今まで知らなかった日本の町並みを見てみたいなと、思いました。
春の香りのおすそ分けです。今日の朝食には、いちごでジャムを作って、イングリシュマフィンで、ピーナッツバター&ジェッリーサンドイッチ風にしました。エルビスプレスリー特注のサンドイッチには、ピーナッツバターにはちみつがかかっていたのを知って以来、試してみたいなと思っているのですが、こちらの朝食にも、はちみつをちょっとかけたら、もっとおいしかったかな?と、思いました。

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2012年4月4日水曜日

洋書児童雑誌:野生生物

洋書雑誌:Ranger Rick, Big Backyard and Wild Animal Baby
By National Wildlife Federation

3月24日にご紹介した、National Wildlife Federationからは、小さな子供から中学生ぐらいの年齢の子供達が、Wildlife、野生生物について、楽しく学ぶことができるように、以下の雑誌が発行されています。

*Ranger Rick(7歳から14歳向け)
*Big Backyard(4歳から7歳向け)
*Wild Animal Baby(2歳から4歳向け)

森や草原に棲む生物や、川や海に棲む生物、庭で見かけることができる生物などを、写真と共に紹介したり、動物が主人公となったかわいい物語、青虫から蝶になるなどの理科の授業のような教育的なページなどが、年齢層にあわせて、編集されています。
子供達が、なかなか、出会う機会のない野生生物に、小さい頃から、親しんで、世界が広がっていくような雑誌です。特に、Big Backyard(4歳から7歳向け)は、2011年のParents’ Choiceの金賞受賞に選ばれ、高い評価を受けています。

今日のアメリカのコロラドは、春から冬に逆戻りの雪となりました。私の家の裏庭に、冬の間越冬していて、再び戻ってきた、レッドロビンなどの小鳥も、今日は、深い木の枝の中で、過ごしているようです。

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2012年4月3日火曜日

洋書:Sushi American Style


洋書:Sushi American Style
著者:Tracy Griffith

昔、昔、アメリカに来た時、初めてお会いしたアメリカ人の方が、“カリフォルニアロールが大好き”と、日本食が好き、御寿司も好き、と、お話されて、あの頃は、まだ、日本では、アボガドが入ってきていなかったので、カリフォルニアロールが、何なのか、ちんぷんかんぷんだったのですけど、アメリカには、日本にはあるかな?というような御寿司がたくさんあります。カリフォルニアロールは、アボガドと蟹の組み合わせなのですが、カリフォルニアの日本人シェフの方が始められた巻き寿司と読んだことがあります。アラスカロールは、クリームチーズとスモークドサーモンとか、メキシコ風の巻き寿司には、ハルピニオというメキシコの唐辛子が入っているなど、日本人の方には、目が丸くなってしまいそうなアメリカの御寿司のメニューです。すごく自由な発想のような、思いがけない思いつきのようなで、私などは、アメリカの不思議な日本食を試すのも、楽しんでいるのですが、以前、日本人の御寿司にはうるさいという方に、アメリカのこんな御寿司もおもしろいですよ、とか、お話したら、“そういうものは、日本の寿司といわず、アメリカのスシといってもらいたい”とか、言われ、あっ、本当に、スシって、感じだなと思いました。そして、今日ご紹介する、洋書:Sushi American Styleを目にした時には、これは、スシよりもっとすごくて、本当に、Sushiって、感じだなと思いました。日本の酢、醤油、わさびなどの材料や、写真付の巻き寿司の作り方の説明なども含まれているので、おうちで、御寿司を作ってみたいという方には、とてもわかりやすい参考書になっています。本の章は、細巻き、太巻きと、手巻き、fancy sushi、そして、おやつ風のsweet sushiに分かれていて、アスパラガスとヤギのチーズ、松の実,乾燥したトマトの組み合わせや、豚肉と桃、メキシコのハルピニオの組み合わせなどの、どうかな?と思うものから、ロブスターの天ぷらといくら、鮭、アボガドに、わさびを加えたマヨネーズをおとして、天つゆにつけて食べる手巻き寿司や、えびとマンゴーの組み合わせの細巻きなどの、おいしいかも?というものまで、魚以外にも、肉、ハム、チーズ、野菜、果物などの食材を用いた、アメリカ風の御寿司がいっぱいのレシピの本です。特に、sweet sushiの章がびっくりで、御寿司って、何なんだっけ?とか思ってしまうくらい、御寿司らしくないおやつになったsushiなのですが、ココナッツ風味の洋風おはぎに果物が加えられたようなfruiti sushiや、バナナプリンとクリームチーズとアイスに、なぜか炊き上げられたお米が加えられて、春巻きのようになった、chunky moneky rollなど、一口サイズのとてもかわいいデザートが紹介されています。
日本人の方にも、ちょっとびっくりという感じで、こんなアメリカ風のsushiを、楽しんでいただけると、いいのですけど。

***お知らせです*****
4月11日から、5月末まで、日本帰国のため、こちらのブログを、一時中止させていただきます。来週初めまでぐらいまでは、いつも通り、ブログを続ける予定ですけど、日本帰国、わくわく、そわそわです。桜が、ちょっと、遅れてくれるほうが、嬉しいです。

裏庭に咲いている、小さな青い花の群生です。

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2012年4月2日月曜日

洋書絵本:Everything but the Horse


A Childhood Memory by Holly Hobbie

アメリカには、野生の猿がいないのは、ご存知ですか?
猿蟹合戦のお話があったり、日光東照宮の三猿の彫刻が有名だったり、温泉に入るお猿さんのニュースがあったりと、猿って、日本では、身近な動物で、私も、お猿さんの絵がついた小物とか、かわいいなと思うのですが、アメリカ人には、馴染みがない動物のようで、かわいいでしょう?とか聞いても、うーん、と、ぴんとこないようです。反対に、日本では、馬を持っている方というと、とても限られているかと思いますが、アメリカでは、馬に親しんでいる方が多いです。牧場や農場といわず、馬が飼える敷地に住んで、犬とか猫とかと同じように、自分の馬を持っていらっしゃったり、自宅ではなく、馬専門の方のところで、普段は面倒をみていただいて、時々、乗りにいったりとか。アメリカ人の方とお話していると、子供の頃、自分の馬を持っていたとか、子供の頃馬がとっても欲しかった、と、いうような、お話もよく聞きます。
アメリカの本や映画にも、馬がよくでてきますね。

洋書絵本:Everything but the Horseは、子供の頃、町中から、家族で、古い農場へ引っ越した、馬が欲しかった女の子、Hollyのお話です。電気もない部屋と、屋外のトイレという生活でも、だんだん、木や草原、野草、鳥、自然の香りに囲まれた新しい農場での生活が大好きになり、一番の楽しみは、動物を育てることで、犬、猫、鴨、がちょう、鶏、ぶた、牛とともに、生活していたのですが、一番欲しい馬は、持てないHollyでした。そして、お誕生日に、自宅の空いている厩に、プレゼントが待っているということで、大きなプレゼントをみつけるのですが、馬ではなくて、Hollyが、WOW! と言ったものが、なんだったかということは、読んでからのお楽しみということで、内緒です。馬に馴染みのない日本人の私達でも、あっ、私もすごく嬉しかったと、Hollyの興奮がわかりそうな。

そして、もう一つ、著者についてですが、1970年代頃、日本でも、ホリーホビーのキャラクターが、人気だったのを、ご存知ですか?こちらの絵本の著者名を見た時に、あれ?っと思ったのですが、Holly Hobbieって、絵本などを書かれていらっしゃる方だったのですね。私は、ホリーホビーのキャラクターは、ハローキテイ―とかと同じようなキャラクター商品なのかと思っていたのですが。30年以上アーチストとして活躍されているということで、Toots&Puddle の絵本や、回顧録、The Art of Holly Hobbieなどを出版されているということです。
アメリカのジャンクショップでみつけた、ビンテージのホリーホビーの生地です。こんな女の子のキャラクターが、かわいいかったですよね。

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2012年4月1日日曜日

洋書:Ice Cream Treats


洋書:Ice Cream Treats: Easy ways to transform your favorite ice cream into spectacular desserts
著者:Charity Ferreira

日本でも、そろそろ、暖かくなってきましたでしょうか?
私が住む、アメリカのコロラドでは、例年より早く、ポカポカの気持ちのよい毎日で、最近、スーパーに、イチゴがたくさん並ぶようになりました。春ですね。アメリカ人も、ストベリーショートケーキが、大好きです。日本のストロベリーショートケーキを、素朴にしたような、angel cakeといちごという組み合わせですが、いちごの売り場には、出来合いのangel cakeが、売られていたりします。あっ、ストロベリーショートケーキ!と思って、私も、スーパーにお買い物に行った時に、ついつい手が伸びてしまいました。
こちらの写真の左側のパンのように見えるのが、angel cakeの一切れです。ほのかなバニラ風味のフカフカのケーキです。バニラアイスとチョコアイスを添えて、アーモンドスライスとココナッツフレークを、ちょっと加えて、簡単デザートを作りました。

こうして、だんだん暖かい季節になると、アイスも、おいしい季節ですね。
アイスにバナナを加えたり、アイスと果物などを一緒にして、アイスシェークを作ったりというだけでも、パッケージからそのまま食べるアイスより、ずっと、カフェっぽくなりますが、洋書:Ice Cream Treatsに目を通して、もう一段上のアイスのデザートが、おうちで楽しめそうだなと思いました。Cakes and Piesの章では、市販のアイスに、ちょっと手を加えて、アイスケーキを作るレシピが、Sandwiches and Handheld Treatsの章では、クッキーやサバランのような小さなケーキの間にアイスを挟んで、サンドイッチを作るレシピが、Drinks, Sundaes, and Parfaitsの章では、アイスミルクシェークやアイスに果物などを添えたパフェのレシピが、Sauces and Toppingsの章では、チョコレートのシロップやキャラメルソースなど、アイスの上にちょっとかけるためのソースなどが、そして、最後のHomemade Ice Creamsの章では、アイスの基本でしょうか。自家製バニラビーンアイス、ストロベリーアイス、ダークチョコレートアイス、と、コーヒービーンアイスの作り方のレシピが、紹介されています。
私は、特に、ココナッツミルク味のタピオカとマンゴーシャーベットまたは、マンゴーアイスの組み合わせに、ココナッツフレークをちょっとかけた、ココナッツ、タピオカ、パフェを試してみたいなと思いました。タピオカ入りのココナッツミルクが大好きで、いつも、ベトナムやタイのレストランへ出掛ける時に、メニューに載っているかな?と探すのですけど、なかなか、みつからないので。アイスとケーキというような、アメリカ風のパフェもいいですけど、こんなアジアのパフェも、おいしそうです。

おまけです。こちらの本のDrinksの章でも、Chocolate Malted Milk Shakeのレシピが紹介されているのですが、私も大好きで、アメリカのダイナー風のレストランなどで、昔ながらのChocolate Malted Milk Shakeは、ありますか?とか、聞いたりします。Maltは、穀物の一種で、ビールやウイスキーの製造にも用いられるということなのですが、アイスクリームシェークを作る時にも、ちょっと加えると、独特の風味がでます。アイスクリームシェークを作ること自体は、とっても簡単で、バニラアイスやチョコレートアイスに牛乳を加えて、好みで、いちごやバナナなどの果物と一緒に、ミキサーで、混ぜ合わせれば出来上がりとなります。こちらに、Maltedと、モルトの風味のシェークにしたければ、市販のmalted milk powderを加えます。
こちらが、私が使っている、市販のmalted milk powderです。最近、あまり売られていなくて、探すのに、ちょっと苦労しました。スーパーの方も、あまり買う方がいないので、取り扱わなくなったと、おっしゃっていて、自然食品のお店で、やっとみつけました。小麦粉のようなパウダーです。日本では、手に入るでしょうか?日本でも、アメリカの昔ながらのチョコレートモルテッドミルクシェークの味が楽しめるといいのですけど。
ウェブサイトを、chocolate malted milkshake recipeで検索すると、レシピがみつかります。

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