2011年12月31日土曜日

コロラドRed Rocks屋外劇場

アメリカのコロラド七不思議と、私が、勝手に思っているものの一つに、コロラド州Morrison市にある、Red Rocks Ampitheatreという、屋外劇場があります。最近、ミュージカルなどのDVDの話が続いているので、今日は、ちょっと、びっくりの屋外劇場のご紹介です。
Morrison市は、Red Rocksと呼ばれる、巨大な赤い岩がたくさん見られる場所にあります。そして、Red Rocks Ampitheatre、レッドロックス屋外劇場も、こういったRed Rocksに囲まれた敷地内にあります。
駐車場も、すでに、結構標高が高いところにあるのですが、車を止めて、屋外劇場に入るために、階段を上っていきます。この地点は、階段の途中です。
左手に、屋外劇場のステージが、もうすぐ見えてくるかなというところです。
屋外劇場のステージ辺りから、観客席が、上に向かってのびていきます。観客席の脇には、自然の大きな岩の壁があるのですが、こういった岩で、音響効果がよくなっているということです。
私は、標高が高く、空気が薄いコロラドに、もう慣れていて、ほとんど感じなくなっているのですが、こちらの、Red Rocks Ampitheatreに上ると、今でも、空気の薄さを感じます。コンサートを開くのは、結構、体にきつそうなのですが、ビートルズを始め、エルトンジョン、ジェイムステイラー、マライアキャリー、C2など、有名なアーチストの方が、コンサートを行っています。コンサートの最中に、ステージに酸素ボンベを用意していたアーチストの方も、いたということです。
観客席の上の方から、ステージを見下ろしているところです。広々とした景色がステージの後ろに見えますが、デンバー市街、デンバー国際空港も、見ることができます。
屋外劇場の近くには、こちらのステージでコンサートを行ったアーチストの方達の歴史を残す、Hall of Fameとレストランが入っている建物があります。
1908年から、現在に至るまでの歴史が刻まれています。
スクリーンといすが用意されていて、こちらの屋外劇場で開かれたコンサートの録画などが、上映されています。一曲ぐらいずつでしたが、Sharyl Crow(マイケルジャクソンのバッドツアーで、バックシンガーを務めていましたよね?)、Dan Fogelburg, Jethro Tullなどのライブの様子を、観ることがでしました。
壁には、ジェームステイラー、カーロスサンタナなどのサイン入りのギターなどが、展示されています。

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2011年12月30日金曜日

洋画DVD:This Is It


洋画DVD:This Is It
Michael Jackson主演

昨日、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインの本来の物語は、すでに最盛期にあるプロのダンサーが、生活のために、just one of themというような感じの、コーラスラインのオーデションを受けるというものだったということを、意外な思いで、知りましたが、日本だったら、自分がめだつことがなくても、チームでまとまって、美しいコーラスラインを作り上げることに、それなりの価値があるのではないかな?とか、やっぱり、アメリカ人は、ME!という主張が強いからかな?とか、色々思うところがありました。そして、よい意味にも、悪い意味にも使われるのですが、コーラスラインのラインを、you are next in lineの悪い方の意味、次にくびを切られるのはあなた、というような、やはり、キャリアの最期を迎えているようなプロのダンサーが、描かれているのが、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインというような、アメリカのアマゾンに寄せられているレビューもあって、年齢によって、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインに共感したり、これからを夢見る若いダンサーに視点を当てたという、映画コーラスラインに、共感したりなのではないかなと思ったのですが、私自身について言えば、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインの物語は、ちょっと、気分が暗くなるような感じで、気晴らしというわけではありませんが、夢見るダンサーを見て、気分をリフレッショということで、全然関係ないようですが、マイケルジャクソンのThis Is Itを観ました。This Is Itは、マイケルジャクソンが、イギリスで行われるはずだった、コンサートThis Is Itのために、2009年4月から6月にかけて行っていたリハーサルシーンを収録したものですが、マイケルジャクソンのThis Is Itに参加するために行われたバックダンサーのオーデションの様子も、収録されています。マイケルジャクソンのとにかくすごい!といつも新鮮な驚きを受けるダンスに惹かれて、飽きずに、何度も何度も観ているThis Is Itですが、今回は、ダンサーの方をみるために観ました。始まりの部分で、オーデションに合格した何人かのダンサーの方が、マイケルに送る、ちょっとした言葉を述べているのですが、皆さん、感極まってという感じで、マイケルのショーに参加することが、自分にとって、どんなに大きな意味があるのか、ということを述べていて、本当に、よかったね、と、思わず言いたくなります。そして、ステージで、実際にマイケルと一緒に踊るシーンも納められていますが、どのダンサーの方も、筋肉の緊張感が伝わってくるぐらい、真剣な様子が伝わってきて、バックダンサーの方だけで繰り広げられるダンスの場面などは、目を見張るものがあります。これだけ、バックダンサーの方達に、一緒にステージに立てることを、特別なことにした、マイケルジャクソンも、本当に、特別なエンターテイナーだったのだな、と、思いますが、このThis Is Itの特別な魅力は、こういった若い一生懸命のダンサーの方達の魅力にもあります。
バックダンサーの方も、コーラスラインと同じように、個人の名前は、なしという感じですけど、こんなに一生懸命の方をみるのは、すがすがしい気持ちがしますし、マイケルジャクソンと一緒に踊れたということは、名前が出る出ないではなくて、それだけで、特別なことだったのではないかな、と、思いました。
それから、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインについて、私は、実際に観た事がないので、なんとも言えませんけど、ダンサーとしてのキャリアが、下り坂になっているとしても、それだけで、物語が終わりではなく、また、新しい夢を何度も何度もみることもありではないかなと思ったのですけど、皆さんは、どう思われますか?

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2011年12月29日木曜日

洋画DVD:A Chorus Line


洋画DVD:A Chorus Line
Michael Douglas主演、1985年

またまた、ずいぶん、昔の話になりますが、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインが、ロングランのヒット中だった時、カリフォルニアの地元のミュージカルのグループが、どこもかしこも、コーラスラインを自分達で上演していたのですが、高校のミュージカルのグループの上演に、お付き合いで出かけ、びっくりするほど、退屈してしまいました。歌とか、踊りが、出演者には、難しすぎたのでしょうか。劇場で、あれほど、退屈したことは、他にないくらいの、ものすごい経験になってしまったので、今のいままで、オリジナルのブロードウェイミュージカルのコーラスラインにも興味がなく、映画化されたものにも、興味がなくで、過ごしてしまいました。そんな訳で、ずいぶん遅れて、つい最近、初めて、Michael Douglas主演の1985年の映画A Chorus Lineを、2003年に発売されたアメリカとカナダ向けのDVDで、日をおいて、二度ほど、観たのですが、正直言って、最初に観た時には、エレガントなFred AstaireとGinger Rogers主演のShall We Danceを観たすぐ後だったので、コーラスラインに出てくる女性ダンサーのハイカットなコスチュームや、ダンスそのものに、ダンサーも、ずいぶんと感じが変わったのだな、とか、ソロで歌われている歌詞が、ゲイや思春期の性に関するものだったり、ソロナンバーの、Dance Ten, Looks Threeでは、整形手術を受けた女性ダンサーがセクシーなポーズも交えて、Tits and assと歌っているのを聞いて、えっ?という感じのことばかり、目に付いてしまいました。次の日、また、見直して、単純に、もっともっと、ダンスの素晴らしさを、楽しむことができたというような感じでした。結果、観てよかったです。どの場面のダンスも素晴らしくて、見るたびに、もっともっと、好きになりそうな気がします。物語は、ブロードウェイの舞台を夢見るダンサー達のオーデイションを通して語られる個人的な物語ですが、ちょっと、気になって、他の方は、どんな見方をしているのかな?と、Amazonに寄せられている、こちらの映画についての評価を見てみたのですが、5段階評価で、1から5と、ずいぶんと、大きく意見が分かれていました。まず、評価最低の1とつけている方達は、オリジナルのブロードウェイミュージカルでコーラスラインを観たという方で、映画の内容や歌が、ブロードウェイミュージカルとは、違っていて、がっかりというのが、理由のようです。映画監督の方が、この映画は、ショービジネスに、入り込もうとしている若者達についての映画だ、と、インテビューで答えたことについて、ちがう、コーラスラインの本当の意味は、全盛期にあるプロのダンサー達が、もうすでに、スターになる夢は諦めて、こんなことは、本当に、意味があるのか?と、自問しながら、体にきつくて、ばかばかしくて、目立つことがない、おもしろくもない仕事を、生活のために得ようとしているということなんだ、と、映画が、コーラスラインの本来の意味から、大きく外れてしまっていていると批判している方もいらっしゃいますが、ここで、私は、映画は、オリジナルのブロードウェイミュージカルと、全く同じでなくても、いいのではないかな?と、思ったのですが、皆さんは、どう思われますか?
また、最後のフィナーレで、オーデションも終わり、それまで、おのおののダンスコスチュームで、ダンスしたり、自分の話を語っていて、”個人“というものがあったダンサー達が、同じ金色のコスチュームで、この映画のフィナーレを飾る素晴らしいラインダンスを踊るのですが、ダンスの素晴らしさは、さておき、このラインダンスに参加することで、個人というものがなくなり、大きなラインダンスの無名の存在として踊っているのだ、と、いう解説を読んで、それが、Chorus Lineなわけですが、それであれば、オリジナルのブロードウェイミュージカルの本題であったといわれる、こんなことは、本当に、意味があるのか?と、自問している、プロのダンサー達ではなく、これから、ショービジネスに、どうしても入りたいと、このChorus Lineからの飛躍を夢みているような若いダンサー達が主役の映画版も、いいものだな、と、思ったのですが、皆さんは、どう思われますか?

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2011年12月28日水曜日

洋画DVD:Shall We Dance

洋画DVD:Shall We Dance 
Fred Astaire and Ginger Rogers 主演、1937年

ずいぶん前になりますが、日本の役所広司さんと草刈民代さん主演の映画、Shall We ダンス?は、カリフォルニアに住んでいた時に、話題になり、近くの普通の映画館でも、上映され、英語の字幕つきで、見ました。アメリカ人で満席、映画が終わると拍手が起こるぐらい、皆で楽しみました。今、あれ?と思ったのですが、竹中直人さんの方が、主役のようだったというか、印象的だったように思うのですが。アメリカ人の方も、日本語はわからないけれど、竹中直人さんのコミカルな動きがおかしいと、ゲラゲラで、一番人気だったように思います。

Richard Gere(リチャード、ギア)とJennifer Lopez(ジェニファー、ロペス)主演のShall We Dance?は、大好きなリチャード、ギアの映画ということで、やはり、ずいぶん前に見ましたが、日本のShall We ダンス?を元にしたアメリカ版という感じでした。最後のほうで、Richard Gereが、黒のスーツに、黒の蝶ネクタイ姿で、赤いばらの花一本を手に、デパートで働く奥さんの職場に現れるシーンが、一番素敵なシーンでしょうか。


そして、Fred AstaireとGinger Rogers主演のShall We Danceは、つい最近、Fred Astaireのダンスに惹かれて、見ましたが、私が見たDVDは、2005年に発売されたもので、アメリカとカナダのみということで、アマゾンジャパンでは、みつからないものでした。そこで、こちらの、踊らん哉という題名のものを、参考として、選んでみましたが、この、踊らん哉という日本語の題名は、ずいぶん昔の日本語訳のままなのでしょうか?日本の阿波踊りのような響きで、ちょっとびっくりですよね。私が見たDVDも、白黒映画でしたが、昔の豪華なアメリカ映画を思わせる、インテリアにしろ、衣装にしろ、豊かさ一杯のセッテイングです。昔の映画は、ロケではなく、映画のセット内で作られたということで、作り物の舞台のセットと分かるような部分もありますが、そんなところも、かえって昔の映画を見る、楽しさだなと思っています。そして、こちらの映画の内容ですが、日本のShall We ダンス?とは、全く別の物語で、Fred Astaire扮するバレエマスターが、自分に惹かれている元パートナーを振り切るため、秘かに結婚しているという嘘をつくことから、一目惚れした、Ginger Rogers扮するミュージカルスターと、秘かに結婚しているという噂がながれ、それにまつわる、Fred AstaireとGinger Rogersの間で繰り広げられる、くっついたり、離れたりというラブコメデイーです。
物語の流れそのものは、今の映画に比べると、とてもスローな感じで、エキサイテイングというわけではないのですが、Fred AstaireとGinger Rogersのダンスは、やはり、素晴らしいです。Ginger Rogersは、長いドレスを着てのダンスなので、足の動きとかが、あまりよく見えなくて、残念ですが、Fred Astaireは、本当にエレガントで、しなやかで、このFred Astaireのダンスを見ただけでも、この映画を見てよかったなと思ってしまいました。Fred Astaireは、マイケルジャクソンが、憧れていたダンサーということで、たびたび、名前を挙げていましたが、本当に、素晴らしいダンサーだったのですね。

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2011年12月27日火曜日

洋書編み物ビンテージスタイル:Knitting Vintage


洋書おすすめ:Knitting Vintage: 30 Knitting Projects Inspired by Period Fashion
著者名:Claire Montgomerie
出版社:Carlton Book, 英語
ジャンル:Crafts & Hobbies, Knitting, Needlecrafts

こちらの、編み物の本は、普通の、見本の編み物のデザイン、プラス、作り方というhow to本とは、ちょっとちがって、ヴィンテージのニットに焦点をあて、1920年から1980年までの期間を、1920年、1930年、1940年というように、10年ごとにわけ、それぞれの期間の編み物とファションの特徴を、要約、写真、ファション画、ボタンのサンプルによって紹介し、それぞれの期間を代表するニットデザインを編むという、編み物の本です。それぞれの期間について、4点ぐらいずつ、プロジェクトが、紹介されています。

たとえば、The Roaring Twenties1920年代では、Coco Chanel(シャネル)が、この時代に大きく影響を与えたというファションの歴史の説明があり、flapperと呼ばれる、ファションのスタイルが、主流だったということで、Fringed Flapper Top(ニットのトップ), String of Beads(ネックレス)、Lime Cloche Hat(帽子)、Breton-Style Nautical Pullover(長袖の縞模様のセーター)を作るプロジェクトの作り方が、文章を中心とした説明文で、紹介されています。

1930年代:Knitted Silk Blouse, Loopy-Knit Bolero, Hollywood-Style Beret, Fair Isle Tank
1940年代:Twinset Sweater and Cardigan, Emerald Turban, Over-the-Knee Stockings, Lacy Collar
1950年代:Cozy Ice-Cream Cowl, Lacy “New Look” Dress, Dolman Sleeve Sweater, Lilac Beaded Cardigan
1960年代:Mini Shift Dress, Pucci-Style Purse, Tangerine Aran Cardigan, Multicolored Headband
1970年代:Floppy Sunhat, “Summer of Love” Waistcoat, Extra-Long Stripy Scarf, Easy Poncho Wrap
1980年代:Glittery Batwing Sweater, Striped Mohair Sweater, Cropped Cable-Knit Sweater, Neon Fingerless Gloves, Fun Navy Legwarmers

1920年代は、女性が、ただの趣味としてではなく、編み物を、自分の衣類を作る手段として、利用し出した時代であり、1980年代は、編み物が、まだ、ファションに影響を与えた時代であったということで、1920年代から1980年代の編み物が取り上げられているようですが、最近また、編み物の人気が復活しているということで、現代の女性にも、リラックスする機会を得て、昔からの編み物というクラフトを利用することで、市販されているファションとは違った、個性的で、デザイン性の高い衣類を編み出すということを、楽しんで欲しいという、著者からのメッセージです。

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2011年12月26日月曜日

クリスマスメモリー

皆さんの、クリスマスは、いかがでしたでしょうか? 素敵なクリスマスを、過ごされましたか?
オーストリア人のお友達が、素敵な子供の頃のクリスマスの思い出を話してくれました。アメリカでの、クリスマスと、また、違う、彼女のオーストリアでのクリスマスは、天使が運んできてくれたものなんだそうです。クリスマスイブの晩に、”あなた達がいると、天使が家に来れないと言っているから、近くに遊びに行きなさい”と、お母さんに言われ、しばらく遊んでいると、お母さんが、小さな天使の鐘をならして(angel bellと呼ばれる、小さなbellがあります)”天使が来ましたよ”と、呼びにきて、家に帰ると、クリスマスツリーに、飾りがつけられていて、クリスマスの準備が出来上がっていたのだそうです。クリスマスツリーのオーナメントも、りんごとか、ナッツとか、お菓子というもので、クリスマスが終わると、兄弟の間で、この枝は、お兄さん、この枝は、私というように、分け合って、楽しんだということです。

皆さんにも、今年のクリスマスには、素敵なChristmas magicが、起こりましたように。

洋書 Charles Dickens の A Christmas Carol and Other Christmas Writings(Penguin Classics, 2010)に収録されている、Christmas Festivitiesよりの抜粋です。
Dwell not upon the past-
Reflect upon your present blessings-of which every man has many-not on your past misfortunes, of which all men have some. Fill your glass again, with a merry face and a contented heart. Our life on it but your Christmas shall be merry, and your new year a happy one.

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2011年12月25日日曜日

ビクトリアハウスツアー女性用寝室

アメリカ、コロラド州、デンバー市内にある、Historic Field Officer's Quaters Fort Logan Museumの、二階の寝室の一室です。元々、こちらに住んいた家族の方のものではなく、お嬢さんがいらっしゃったということで、こちらの建物を管理保存されているグループの方が、時代に合わせたものを集めて、展示しているものです。
こちらのソファーは、Fainting Sofa(Couch)と呼ばれるもので、肘掛の一方が、高く盛り上げられているところに、特徴があります。faintingという、言葉そのまま、昔、きついコルセットを身につけていた女性が、実際に、faintingしてしまい、こちらのソファーで、休むために用いられていたところに、名前の由来があるといわれています。faintingしたくはありませんが、ちょっと、横になって休みたいときとかに、こんなソファー、便利そうですよね。
手描きのランプです。
こちらのお宅には、ビクトリアンスタイルの住居に珍しい、walk in closetが、設けられています。開いているドアの所が、walk in closetです。
洋服をかけているフックは、オリジナルのものです。
こちらのお宅に住んでいた、女性たちも、このようなドレスを着て、写真を撮られています。

おままごとのための、調理台です。

日本では、一足早く、クリスマスですね。こちらは、私の家の裏庭にある、クリスマスツリーと、小川に遊びに来ていた鴨も写真です。皆さんも、楽しいクリスマスを、お過ごしくださいね。


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2011年12月24日土曜日

ビクトリアハウスツアートイレ

アメリカ、コロラド州、デンバー市内にある、Historic Field Officer's Quaters Fort Logan Museumの、トイレです。こちらの床は、元々の床板のままだと思われということで、他の部屋とは違い、とても濃いこげ茶色でした。通路より、何段か下がって、トイレの部屋に入るのですが、中に入ると、とても広々とスペースがとられています。雪見窓のように、半円形という、ちょっと変わった形の窓がとりつけられています。
上の方に、日本でいうと、寄木細工のような、Inlayで、飾りがつけられている、cabinetです。
デザインが素敵なメタルのドアの取っ手と鍵穴です。
こちらは、台所に置かれているテーブルです。たたんで、持ち運べるようになっています。
台所の近くから、地下室に行く階段があるのですが、こちらのお家には、階段に接している室内の壁に、窓が取り付けられていて、階段が明るくなるようになっていました。家の中の壁に、窓があるお家は、珍しいです。

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2011年12月23日金曜日

ビクトリアハウスツアー待合室

アメリカ、コロラド州、デンバー市内にある、Historic Field Officer's Quaters Fort Logan Museumの、玄関から入ってすぐの所にある、drawing roomと呼ばれる、小さな待合室のような部分で、お客様は、こちらで歓迎を受けてから、昨日ご紹介した、パーラーの方へ招かれます。
こちらに設けられている暖炉にも、素敵なタイルがはめ込まれています。
元は、オイルランプだったということですが、こちらと同じデザインのランプが、家の照明の多くに使われています。ミルクグラスのような、白いガラスです。
天井の方には、飾りがはめ込まれているのが、ご覧になれますか?
こちらは、階段の途中から取った写真です。日本でいうと、欄間というようなものかと思いますが、ビクトリアンスタイルお家では、こういった飾りがよくみられます。

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