2014年1月11日土曜日

昔の良書がみつかる本屋さん


新年、おめでとうございます。年末、年始は、大好きな読書三昧で、過ごされた方も、いらっしゃいますでしょうか?2014年も、素敵な本との出会いになるといいですね。
ところで、添付した写真は、アメリカ、コロラド州のArvada市にある、地元の古本屋さん、Book Cranny です。去年の5月に訪れた時のものですが、Olde Town Arvadaと呼ばれる、古い町並みの残る商店街の一角にあります。店内に、喫茶はないのですが、お隣が、読書にぴったりのカフェという、最高の組み合わせです。

古本屋さんですが、店内では、オニキスなどが使われた、Southwest風のジュエリーなども、販売されています。

いわゆる、現代人気作家と呼ばれるような、すごく数がでまわっているような本は、こんなプラスチックの箱の中に、ごっそり入っています。


通りに面して、大きな窓があるので、店内は、とても明るく、ちょっと座れるスペースも設けられています。

Overstockっていうと、新古本っていうのでしょうか。新刊本を扱っている本屋さんから購入しようと思っていた本が、こちらのコーナーでみつかると、ラッキー!って感じです。

こちらのBook Cranny では、現役の公立図書館の図書館士の方が、働いていらっしゃったりと、専門的な相談にものっていただけるのが、とっても有難いのですが、取り扱いの書籍も、もう、廃刊になってしまったような、昔の専門書のような書籍が豊富に取り揃えられているのが、魅力です。たとえば、新刊だけを取り扱う書店で、ヘミングウェイの書籍を探すと、小説だけしかみつからないけれど、こちらのBook Cranny では、昔刊行された、ヘミングウェイの書簡集がみつかったりとか。大学の教科書になるようなnon-fictionの書籍も取り扱われています。
こういう古本屋さんて、大切ですね。
手芸とか、裁縫とか、料理の本とかをみると、現在では、廃れてしまったことっていうか、一般的に、継承されることがなくなってしまった、消え行く技能みたいなことに気がついたりで、ただの古本屋さんじゃなくて、なんだろう?こちらのBook Cranny を通して、歴史とか知識とか、そんなものも、次の手に、引き継がれているように感じます。



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