2011年11月23日水曜日
洋書 英会話に自信をもって
洋書: CosmoGIRL! Secrets of Success: 38 Leaders Tell You How to Achieve Your Dreams
著者名:The Editors of Cosmo GIRL
出版社:Hearst Books, 英語
ジャンル:Teens, Children’s Book
今日は、クリントン前大統領下で、Secretary of State を、1997年から2001年にかけて務めた、政治家のMs. Madeleine Albright のアドバイスから。
まず、Albright氏の、“女性が、成功へのチャンスを台無しにしてしまう要素は?”という質問に対し、女性が話すのを聞いていると、たいてい、“正しいかどうかわからないんだけど。。。”というような、会話の始め方をすること。それでは、すでに、聞いている人に、私は間違っていますと、思わせているのと同じ。自分の言うことに、確信があるということが、大切、という返答について、日本人が、英語で話しをする時のアドバイスにもなるな、と、思いました。日系3世の100%アメリカ育ちの方から、白人の方に、“英語が上手に話せるね”と言われたと聞いたことがあるのですが、白人の方、白人以外だと、とんちんかんに、英語が通じないかもしれないと思ってしまうのかな、と、いう感じです。私も、時々、どこからきたの?とか、聞かれますけど、韓国人5世の100%アメリカ育ちの方でも同じような質問をされたりします。そんな、ちょっと、ピンボケしているアメリカ人と、英語で話す時には、日本人の控えめさや、謙遜さや、知ったかぶりはいけない、というような、美徳で、“私の英語で、お分かりにくいところがあるかもしれませんが。。。”というような、会話の始め方をするのではなく、私、英語には、自信あります、完璧です、というような、全然、臆せぬ態度の方が、かえって、聞いている相手も、安心して、英語ができると思ってくれるのではないかな、と、思います。
そして、もう一つ。成功するための一番の秘訣は?という質問に対して、日本語で言えば、面の皮を厚くして、成功への途中で出会う、懐疑的な人を無視することと、”tough”, 強い女性として知られる、Albright氏らしいアドバイス。私なりには、成功ということを、英語ができますということに置き換えて、考えてみたのですが、この、面の皮を厚くするということが、一番だな、と、思いました。見た目がアジア人ということや、英語に訛りがあるということで、英語の能力に、疑問をもたれてしまうこともあるかもしれませんが、アメリカ人でも、英語圏以外の地域で育った人とたくさん接したことがあると、アクセントの強い英語の聞き取りに慣れているとか、今まで、外国人のアクセントの強い英語を聞いたことがないとか、お年寄りで、耳がよく聞こえないというような方だと、アクセントの強い英語は、聞き取れない、とかで、反応も、いろいろです。そんな中、私の発音がどうの、と、いうことは、棚に上げて、人によって、会話がしやすかったり、しにくかったり、と、いうことは、相手次第ということにしています。ただ、日本人の話し方は、アメリカ人には、softと言われますが、とても静かで、ささやきぐらいにしか聞こえず、そのため、聞き取りにくくなってしまうようなので、日本語で話す時よりは、ずいぶんと大きめの声で、ゆっくりと話すようには、気をつけています。
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