2013年6月1日土曜日

洋書:A Cup of Comfort for Adoptive Families


アメリカで生活していて、日本とはずいぶん様子が違うなと思うことの一つに、adoption、養子縁組に対して、とてもオープンだなということがあります。国内だけではなく、海外から、養子を迎え入れる家庭も多く、普段の生活で、親と子供の肌の色が違うような親子をみかけることが、ごく自然にあります。
過日の母の日に、韓国から、赤ちゃんの時に、アメリカの家庭に、養女として迎えられたという女の子が、赤い鶴の折り紙を配って、韓国では、未婚の母が、生まれた子供を育てるのは、とっても難しいということの理解を深めたいんだというような話をしていたのですけど、韓国の実の母については、全然、情報がないなか、生まれて以来、初めて、韓国を訪れることになったんだということで、また、アメリカに戻って来たら、色々な話を聞かせてもらえるかなと思っているところです。
さて、洋書:A Cup of Comfortですが、National Bestselling Seriesのノンフィクションの本で、実話に基づいた話が、幾つか編集されて出版されている、シリーズ物です。今回は、養子縁組を経験した方々からの実話が集められている、上記の本を読んでみました。養子縁組には、アメリカ国内の子供を養子にした場合と、国外から養子を迎えた場合があるのですが、養親、養子の側からの話、赤ちゃん、ある程度年齢がいった子供を養子とした養親、スムーズに進んだ養子縁組、とても難しい結果を招いた養子縁組など、話の内容も多岐にわたっています。それぞれ、5-6ページぐらいの手記ですが、実際に経験した方々からの色々な人生の経験の話には、小説とは違った、素晴らしい物語がありますね。


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