2011年10月19日水曜日

洋書写真絵本:Dogzilla


洋書写真絵本:Dogzilla
著者名: Dav Pilkey
出版社:Sandpiper, 英語
ジャンル:Children’s Books, Animals, Dogs, Humorous

日本の怪獣ゴジラをもじったような、犬の怪獣、Dogzilla と、Dogzillaと戦うねずみ達の、とってもかわいくて、ユーモアあふれる、写真と挿絵による絵本です。
物語は、ねずみ達の町で、初めてのバーベキューのコンテストを開いたところ、バーベキューからのおいしそうな匂いが、遠い、火山の上まで届き、しばらくすると、“くんくん”という不思議な音が聞こえ、突然、火山が揺れだし、火山の底から、恐ろしいDogzillaが、飛び出してきます。直ちに、ねずみの兵士達は、Dogzillaの退治に出かけるのですが、降参して引き上げます。ねずみの兵士達の後についてきたDogzillaは、ねずみ達の町で、車を追いかけたり、家具をかじったり、骨をみつけたりという犬のやることをやって、ねずみ達を困らせます。そんな最中、ねずみ達は、ねずみの科学者を交えて、緊急会議を開き、すべての犬を永遠にねずみの町から遠ざける案を考えあい、一匹のねずみが、思いついた!と、ということで、直ちに、Dogzillaの元へ向かいます。そして、ねずみ達が採用した退治策というのは、BATHTIME! と、ねずみの消防車から勢いよくお湯をかけ、シャンプーとブラシで、Dogzillaをシャンプーするというものなのですが、Dogzillaは、元いた火山の中に逃げて行き、シャボンいっぱいにシャンプーされた恐ろしい思いに懲りて、もう二度と、ねずみ達の元に、現れることはありませんでした。その後、ねずみ達の町も再建され、二度目のバーベキューのコンテストを開く時期となり、もう、二度と、Dogzillaのことを心配する必要はないと安心して、バーベキューを始めたところなのですが、ねずみ達がcount on しなかったかわいい思いがけないものが火山から飛び出してきて、エンドとなります。何が飛び出してきたのかは、最後のお楽しみです。
何度読んでも、楽しい絵本です。

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