2011年12月28日水曜日

洋画DVD:Shall We Dance

洋画DVD:Shall We Dance 
Fred Astaire and Ginger Rogers 主演、1937年

ずいぶん前になりますが、日本の役所広司さんと草刈民代さん主演の映画、Shall We ダンス?は、カリフォルニアに住んでいた時に、話題になり、近くの普通の映画館でも、上映され、英語の字幕つきで、見ました。アメリカ人で満席、映画が終わると拍手が起こるぐらい、皆で楽しみました。今、あれ?と思ったのですが、竹中直人さんの方が、主役のようだったというか、印象的だったように思うのですが。アメリカ人の方も、日本語はわからないけれど、竹中直人さんのコミカルな動きがおかしいと、ゲラゲラで、一番人気だったように思います。

Richard Gere(リチャード、ギア)とJennifer Lopez(ジェニファー、ロペス)主演のShall We Dance?は、大好きなリチャード、ギアの映画ということで、やはり、ずいぶん前に見ましたが、日本のShall We ダンス?を元にしたアメリカ版という感じでした。最後のほうで、Richard Gereが、黒のスーツに、黒の蝶ネクタイ姿で、赤いばらの花一本を手に、デパートで働く奥さんの職場に現れるシーンが、一番素敵なシーンでしょうか。


そして、Fred AstaireとGinger Rogers主演のShall We Danceは、つい最近、Fred Astaireのダンスに惹かれて、見ましたが、私が見たDVDは、2005年に発売されたもので、アメリカとカナダのみということで、アマゾンジャパンでは、みつからないものでした。そこで、こちらの、踊らん哉という題名のものを、参考として、選んでみましたが、この、踊らん哉という日本語の題名は、ずいぶん昔の日本語訳のままなのでしょうか?日本の阿波踊りのような響きで、ちょっとびっくりですよね。私が見たDVDも、白黒映画でしたが、昔の豪華なアメリカ映画を思わせる、インテリアにしろ、衣装にしろ、豊かさ一杯のセッテイングです。昔の映画は、ロケではなく、映画のセット内で作られたということで、作り物の舞台のセットと分かるような部分もありますが、そんなところも、かえって昔の映画を見る、楽しさだなと思っています。そして、こちらの映画の内容ですが、日本のShall We ダンス?とは、全く別の物語で、Fred Astaire扮するバレエマスターが、自分に惹かれている元パートナーを振り切るため、秘かに結婚しているという嘘をつくことから、一目惚れした、Ginger Rogers扮するミュージカルスターと、秘かに結婚しているという噂がながれ、それにまつわる、Fred AstaireとGinger Rogersの間で繰り広げられる、くっついたり、離れたりというラブコメデイーです。
物語の流れそのものは、今の映画に比べると、とてもスローな感じで、エキサイテイングというわけではないのですが、Fred AstaireとGinger Rogersのダンスは、やはり、素晴らしいです。Ginger Rogersは、長いドレスを着てのダンスなので、足の動きとかが、あまりよく見えなくて、残念ですが、Fred Astaireは、本当にエレガントで、しなやかで、このFred Astaireのダンスを見ただけでも、この映画を見てよかったなと思ってしまいました。Fred Astaireは、マイケルジャクソンが、憧れていたダンサーということで、たびたび、名前を挙げていましたが、本当に、素晴らしいダンサーだったのですね。

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