2011年12月30日金曜日

洋画DVD:This Is It


洋画DVD:This Is It
Michael Jackson主演

昨日、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインの本来の物語は、すでに最盛期にあるプロのダンサーが、生活のために、just one of themというような感じの、コーラスラインのオーデションを受けるというものだったということを、意外な思いで、知りましたが、日本だったら、自分がめだつことがなくても、チームでまとまって、美しいコーラスラインを作り上げることに、それなりの価値があるのではないかな?とか、やっぱり、アメリカ人は、ME!という主張が強いからかな?とか、色々思うところがありました。そして、よい意味にも、悪い意味にも使われるのですが、コーラスラインのラインを、you are next in lineの悪い方の意味、次にくびを切られるのはあなた、というような、やはり、キャリアの最期を迎えているようなプロのダンサーが、描かれているのが、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインというような、アメリカのアマゾンに寄せられているレビューもあって、年齢によって、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインに共感したり、これからを夢見る若いダンサーに視点を当てたという、映画コーラスラインに、共感したりなのではないかなと思ったのですが、私自身について言えば、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインの物語は、ちょっと、気分が暗くなるような感じで、気晴らしというわけではありませんが、夢見るダンサーを見て、気分をリフレッショということで、全然関係ないようですが、マイケルジャクソンのThis Is Itを観ました。This Is Itは、マイケルジャクソンが、イギリスで行われるはずだった、コンサートThis Is Itのために、2009年4月から6月にかけて行っていたリハーサルシーンを収録したものですが、マイケルジャクソンのThis Is Itに参加するために行われたバックダンサーのオーデションの様子も、収録されています。マイケルジャクソンのとにかくすごい!といつも新鮮な驚きを受けるダンスに惹かれて、飽きずに、何度も何度も観ているThis Is Itですが、今回は、ダンサーの方をみるために観ました。始まりの部分で、オーデションに合格した何人かのダンサーの方が、マイケルに送る、ちょっとした言葉を述べているのですが、皆さん、感極まってという感じで、マイケルのショーに参加することが、自分にとって、どんなに大きな意味があるのか、ということを述べていて、本当に、よかったね、と、思わず言いたくなります。そして、ステージで、実際にマイケルと一緒に踊るシーンも納められていますが、どのダンサーの方も、筋肉の緊張感が伝わってくるぐらい、真剣な様子が伝わってきて、バックダンサーの方だけで繰り広げられるダンスの場面などは、目を見張るものがあります。これだけ、バックダンサーの方達に、一緒にステージに立てることを、特別なことにした、マイケルジャクソンも、本当に、特別なエンターテイナーだったのだな、と、思いますが、このThis Is Itの特別な魅力は、こういった若い一生懸命のダンサーの方達の魅力にもあります。
バックダンサーの方も、コーラスラインと同じように、個人の名前は、なしという感じですけど、こんなに一生懸命の方をみるのは、すがすがしい気持ちがしますし、マイケルジャクソンと一緒に踊れたということは、名前が出る出ないではなくて、それだけで、特別なことだったのではないかな、と、思いました。
それから、ブロードウェイミュージカル、コーラスラインについて、私は、実際に観た事がないので、なんとも言えませんけど、ダンサーとしてのキャリアが、下り坂になっているとしても、それだけで、物語が終わりではなく、また、新しい夢を何度も何度もみることもありではないかなと思ったのですけど、皆さんは、どう思われますか?

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