2012年1月21日土曜日

洋書&洋画DVD:マイケルジャクソン



2009年6月に、マイケルジャクソンが、亡くなった直後には、たくさんの本が出版されましたが、最近は、落ち着いたような感じがします。日本では、いかがでしょうか?
去年は、マイケルジャクソンのお姉さんのラトーヤジャクソンが、Starting Overという本を出版しましたけど、こちらは、看板に偽りあり、みたいな感じで、マイケルジャクソンとラトーヤジャクソンが一緒に映っている写真の表紙に、“私は、マイケルが死んだというニュースを受け取った時に、まず最初に、誰がマイケルを殺したんだ?と思ったんだ”というような、文章がつけられていて、マイケルジャクソンの死にまつわる本なのかと思って読んでみたのですけど、ほとんどが、ラトーヤジャクソンの、元夫兼マネージャーによる、家庭内暴力と、ほとんど監禁状態で、ヌードも含む仕事をしていたというような、自叙伝で、マイケルジャクソンの最期の日について、ファンからの話として、最後の方に、名前も、事実も、将来それを元にどうするという予定もなく、マイケルジャクソンを取り巻く環境が、いつもと違っていたということが、語られていて、何か、怪しいことがあったのかな?と思わせられるぐらいでした。自分と同じように、家庭内暴力の被害にあっている女性のためのSelf help、自己啓発書というような宣伝もしていたようなのですが、本の分類としては、ラトーヤジャクソンのbiography(自伝)となっていて、Self helpとしては、評価を受けていないですね。アメリカのアマゾンのレビューを見てみましたが、"who really killed Michael Jackson"の文字に興味をもっても、マイケルジャクソンのファンが、この本を買う必要はない、と、書かれているものがあって、私と同じように感じた方が、結構いたのだなと思いました。
ラトーヤジャクソンは、自分のために、マイケルジャクソンの名前を借りて、こちらの本を出版したような感じですが、マイケルジャクソンのお母さんのキャサリーンジャクソンが、自分のむすこの本当の人柄を伝えるためにと作ったDVD、 Michael Jackson: The Life of An Iconは、マイケルジャクソンのお姉さんのリービージャクソン、お兄さんのテイトオジャクソンを始め、マイケルジャクソンを知る人たちによるインタビューが集められたもので、マイケルジャクソンが、まだ、赤ちゃんの頃に、洗濯機の音に合わせて、リズムをとっていた、とか、完璧な音程で、歌が歌えたとか、子供の頃のエピソードも、語られていますが、マイケルジャクソンに、二回ほど、子供に対する性的虐待の容疑がかけられたことについて、全くの無罪だったということも、強く、訴えられています。ちょっと、アメリカにいて、不思議に思うことは、未だに、マイケルジャクソンは、本当は、子供に性的な虐待を加えていたんだ、というような、無罪が無罪として受け取られていないようなことろなのですけど、このDVDは、マイケルジャクソンの汚名を晴らすためにお母さんが作ったDVDという感じがしました。Peopleという週刊誌の去年の12月29日号に、The Jackson Kids Now Life After Michaelという記事が載っていて、マイケルジャクソンの三人の子供の近況と明るい表情の写真が紹介されているのですが、一緒に映っている、マイケルジャクソンのお母さんは、まだまだ、マイケルジャクソンを失った悲しさが漂っています。

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